センター長紹介

このたび、当院では新たに「総合心不全センター」を開設いたしました。
当院は、「どこに住んでいる方にもテーラーメードな循環器専門医療を提供すること」を目指して、FIRSTという5本柱の医療に注力して参りました。
地域医療:Family and Community Medicine(F)
個別化医療:Individualized Medicine(I) 
遠隔医療:Remote Medicine(R) 
専門医療:Specialized Medicine(S) 
チーム医療:Team Medicine(T)
その上で、私たちはFIRSTを通じて、地域の皆さまの「心臓のかかりつけ医」として、更に身近で頼れる存在でありたいと考えています。 
我々が最も注力している心不全は、「心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気」とされ、高血圧、心臓を養っている血管の病気(狭心症や心筋梗塞)、血液の流れを正常に保つ心臓の中の弁の病気(心臓弁膜症)、心臓の筋肉自体の病気(心筋症)、脈が乱れる病気(不整脈)など様々な心臓血管病が原因となり、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返し、進行していく病気です。
ですから、心不全診療は、しっかりとした原因検索および原因に対する的確な治療、治療効果の評価が大切になります。そこで重要なのが「心臓カテーテル検査」になります。この検査は、心臓の機能や心臓の血管の状態、心筋の性状などを直接確認できるため、病気の原因を正確に突き止め、カテーテル治療を含めた最適な治療につなげることができるのです。 
当センターでは、高齢の患者さまにも安心して検査や治療を受けていただけるよう、最新の設備と経験豊富な専門チームをそろえています。さらに、ご来院が難しい方には訪問診療やオンライン診療を活用し、ご自宅にいながら適切なケアを提供します。私たちは皆さまの「これから」を支えるパートナーとして、心臓の健康を守るお手伝いをいたします。 これからも地域の皆さまに信頼されるクリニックを目指し、スタッフ一同、心を込めて診療にあたります。どうぞよろしくお願いいたします。
東京日暮里たんのハートクリニック
院長 丹野 巡
職歴
| 2004年4月~2006年3月 | 北海道大学病院初期研修医 | 
|---|---|
| 2005年5月~2006年3月 | 千歳市民病院初期研修医 | 
| 2006年4月~2009年3月 | 新東京病院循環器科後期研修医(松戸市立病院循環器科医員を兼務) | 
| 2009年4月~2011年3月 | 新東京病院循環器科医員 | 
| 2011年4月~2016年10月 | 埼玉医科大学国際医療センター心臓内科助教 | 
| 2016年11月~2017年9月 | 埼玉医科大学国際医療センター心臓内科講師 | 
| 2017年10月~2018年3月 | 釧路孝仁会記念病院循環器科勤務 | 
| 2017年11月~ | 埼玉医科大学国際医療センター心臓内科客員准教授 | 
| 2019年5月~ | 順天堂大学医学部内科学教室循環器内科講座非常勤講師 | 
免許・資格
- 日本内科学会総合内科認定医 専門医
- 日本循環器学会専門医
- 日本心血管インターベンション学会 専門医
- 日本脈管学会認定脈管専門医
 
      


 
       
       
       
       
     
       
        